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発売日タイトルシリーズ名詳細
平和の芽 語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり詳細

『平和の芽 語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり』(発売日:1995年7月11日)

平和の芽 語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり

平和の芽 語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり <単行本>

発売日:1995年7月11日

長編
あらすじ

1945年8月6日、広島。22歳の沼田鈴子は原子爆弾の惨禍に巻き込まれ、片脚を失った。花嫁になるはずだった夏は一変し、婚約者の戦死や被爆者・障害者への差別にも傷つけられていく。生きる希望さえ見失いかけた彼女を支えたのは、同じ爆風と炎に耐え、再び青々と芽吹いた一本のアオギリだった。やがて鈴子は自らの体験を語り、原爆の記憶と平和への願いを次の世代へ手渡す道を歩み始める。被爆から戦後50年に及ぶ苦難と再生、子どもたちとの出会いを通して、絶望の土にも「平和の芽」が育つことを伝える伝記的児童文学。一人の女性の証言を通して、数字だけでは伝わらない被爆後の日々と、語り継ぐ勇気を刻む。

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発売日タイトルシリーズ名詳細
顔 FACED県警詳細
ノースライト詳細
64(ロクヨン)下D県警詳細
64(ロクヨン)上D県警詳細
看守眼詳細

『顔 FACE』(発売日:2022年3月9日)

顔 FACE

顔 FACE <徳間文庫>

発売日:2022年3月9日

短編集 D県警シリーズ
あらすじ

鑑識課の似顔絵捜査官・平野瑞穂は、自ら描いた似顔絵が逮捕に貢献したとして脚光を浴びる。だが実際の容疑者と絵は似ておらず、県警上層部は手柄を守るため、写真を見て描き直すよう命じた。良心に従って拒んだ瑞穂は鑑識を外され、広報や相談業務へ。情報漏洩を疑う「魔女狩り」、放火に怯える女性からの電話、後輩似顔絵官の迷い、拳銃強奪事件――新たな部署で出会う事件は、警察組織の矛盾と人の心の見えない輪郭を突きつける。それでも「顔」と向き合い続ける女性警察官の誇りと成長を描く、D県警シリーズの連作短編集。絵に表れるのは容疑者の顔か、証言者の心か。瑞穂の葛藤が女性警察官の働く現実も照らし出す。

『ノースライト』(発売日:2021年11月27日)

ノースライト

ノースライト <新潮文庫>

発売日:2021年11月27日

長編
あらすじ

北からの柔らかな光が差し込む、信濃追分の一軒家。建築士・青瀬稔が「あなた自身が住みたい家を」と依頼されて設計したY邸は、彼の最高傑作となるはずだった。ところが引き渡し後、施主一家とは連絡が途絶え、訪ねた邸内には誰かが暮らした形跡すらない。浅間山を望むように置かれた一脚の椅子だけを手がかりに、青瀬は消えた家族の足跡を追う。やがて浮かぶのは、日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在と、過去から響く二つの悲劇。家とは誰のためのものか。仕事、家族、創造への誇りを問い直す建築家の再生を、美しい謎とともに描く長編。空っぽの家に残された光と椅子が、青瀬自身の失われた居場所まで照らし始める。

『64(ロクヨン)下』(発売日:2015年2月6日)

64(ロクヨン)下

64(ロクヨン)下 <文春文庫>

発売日:2015年2月6日

長編 D県警シリーズ
あらすじ

記者クラブとの対立は激しさを増し、「ロクヨン」をめぐる刑事部と警務部の全面戦争も後戻りできない局面へ。広報官・三上は、長官視察の本当の目的と、D県警が長く抱えてきた爆弾へ迫っていく。刑事としての勘、広報官としての責任、失踪した娘を思う父の痛み――幾つもの立場に引き裂かれながらも、三上は組織の論理に埋もれた声を拾おうとする。そんな視察前日、県警をさらに揺るがす新たな事件が発生。過去と現在が不穏に響き合い、警察、報道、家族それぞれの執念が一つの奔流となる。己の「真」を懸けた選択を描く、D県警シリーズ『64』完結巻。息をつかせない交渉と追跡の果てに、十四年間止まっていた時間が再び動き始める。

『64(ロクヨン)上』(発売日:2015年2月6日)

64(ロクヨン)上

64(ロクヨン)上 <文春文庫>

発売日:2015年2月6日

長編 D県警シリーズ
あらすじ

D県警広報官・三上義信は、刑事部から警務部へ移った今も、捜査現場への思いを捨てきれずにいる。昭和64年に起き、未解決のまま時効が迫る少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」。警察庁長官による遺族慰問が決まり、三上は視察準備を命じられるが、被害者匿名をめぐる記者クラブとの対立、刑事部と警務部の確執が行く手を塞ぐ。さらに家庭では、姿を消した娘を待ち続ける痛みを抱えていた。わずか七日間だった昭和64年の記憶が、なぜ今、県警を揺さぶるのか。組織の狭間で自らの立つ場所を問われる男を描く、D県警シリーズ『64』上巻。捜査、広報、家庭という三つの戦場が重なり、三上の過去と現在を容赦なく締め上げる。

『看守眼』(発売日:2009年8月28日)

看守眼

看守眼 <新潮文庫>

発売日:2009年8月28日

短編集
あらすじ

刑事になる夢を果たせぬまま、留置管理係として定年を迎えようとする近藤。かつて証拠不十分で釈放された男への疑念を捨てられず、「死体なき殺人事件」を独自に追い始める。長年、被疑者の表情や振る舞いを見続けて培った“看守眼”は、誰も気づかなかった真実を捉えられるのか。表題作のほか、高額報酬の自伝執筆を頼まれたライター、離婚調停に臨む主婦、県警サイトを管理する警部、整理部へ回された元記者、知事の秘書ら、異なる立場の男女を襲う謎を収録。暮らしに打ち込まれた小さな楔から、人間の秘密と執念を掘り起こす六編の短編集。職業人生の終わりに立つ者だからこそ見える景色があり、見過ごせない小さな違和感がある。

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