缶ビールや缶チューハイなどの缶飲料を飲んでいて「なんだ、もうぬるくなっちゃったのか…」と残念な気持ちになってしまうことってありませんか?
時間が経って温度が上がるのは仕方ないことです。でも、短時間で飲み干せない方にとっては悩ましい問題でしょう。
そんなときに見つけたのが「サーモス保冷缶ホルダー」。缶をそのままホルダーに入れるだけで、冷たさを長い時間キープできるという商品です。
それではさっそく【サーモス保冷缶ホルダーレビュー】缶飲料の冷たさを長時間キープできる&結露なしで持ちやすい|JCB-352 BKについて書いていきます。
サーモス保冷缶ホルダーの特徴
まずはサーモス保冷缶ホルダーの特徴です。具体的には下記の2点。
それでは1つずつ見ていきましょう。
飲み頃の温度をキープできる
サーモス保冷缶ホルダーは「真空断熱構造」になっています。これは外側と内側の面の間に、真空状態の空間がある構造です。
真空の熱伝導は、ほぼゼロ。サーモスではありませんが、タイガー魔法瓶のWebサイトにも下記のように書かれています。
真空の場合、空気の分子が存在しないので熱伝導はありません。
真空断熱技術について | タイガー魔法瓶株式会社
「熱伝導=熱が移動すること」なので、「熱伝導がない=温度変化が起こらない」というわけです。
そのため、真空断熱構造のサーモス保冷缶ホルダーは、缶の冷たさを外に逃がしにくく、飲み頃の温度を長時間キープできます。
こんな実験もありました。
まず350ml缶に4℃の冷水を満量入れたものを2本用意します。一方はそのまま、もう一方はサーモス保冷缶ホルダーに入れます。
その2本を30℃の室温の部屋で2時間放置したときに、どのくらい温度上昇に変化があるのか調べたそうです。
結果はそのまま放置した方は約28℃まで温度が上がったのに対し、サーモス保冷缶ホルダーに入れた方は約12℃までしか上がらなかったのです。
サーモス保冷缶ホルダーに入れることで温度上昇を抑えられ、冷たい温度を保つことができます。
結露しないので持ちやすい
キンキンに冷えた缶は結露しますので、そのまま持つと手が濡れてしまいます。
また缶を置いたテーブルも同様に濡れてしまうので、それを防ぐためにはコースターを使わなくてはいけません。
しかし、サーモス保冷缶ホルダーは結露しませんので、コースターも必要ありませんし、不快に感じることなく冷たい飲み物を飲めます。
サーモス保冷缶ホルダーの活用シーン
サーモス保冷缶ホルダーは下記のようなシーンに大活躍です。
それでは1つずつ見ていきましょう。
のんびり飲み物を飲みたいとき
映画鑑賞や読書などをしているときに、気づいたら飲み物がぬるくなってしまった経験はありませんか?
サーモス保冷缶ホルダーを使っていれば、そんなときにも冷たさをキープしたまま飲めます。
キャンプやバーベキューなどアウドドアに
飲み物が外に長時間置きっぱなしになりがちな、キャンプやバーベキューなどでもサーモス保冷缶ホルダーは活躍してくれます。
4種類のカラーから選べるので、同じ飲み物ばかりのときに「これ誰の飲み物?」とわからなくなることも少なくなるでしょう。
ホットプレートや鍋など
缶のそばに熱いホットプレートや鍋があると、その影響でどんどん飲み物がぬるくなってしまいます。
サーモス保冷缶ホルダーなら外部の温度影響も受けないので、キンキンに冷えたビールも長く楽しめます。
購入前に知っておきたいこと
実際にサーモス保冷缶ホルダーに使ってみて、気になったことなどを書いていきます。具体的には下記の3点です。
それでは1つずつ見ていきましょう。
飲料の残りがわかりくい
当たり前ですが、保冷缶ホルダーを使えば、ホルダー分の重さが増えることになります。
缶の重さに慣れてしまっていると…飲み干したときにまだあるという錯覚をしてしまい、「え、もう無いの?」となんだか残念な気持ちになります。
使い慣れれば「もうすぐ無くなるな」と感覚がつかめてくるのでOKですが、最初はかなり違和感があると思います。
ホルダーに唇が触れるのが不快
飲んでいるとホルダー上部にあるゴムの部分に、唇が触れることがあります。
これは飲み方によって変わってくると思いますが、ぼくは深めにくわえてしまう?のでそれが気になりました。
350ml用には260ml缶も入る
350ml用には下の画像のような260ml缶も入れられます。
ちょっと見た目は微妙ですが、太さが同じなため260ml缶でも冷たさはキープできました。
サーモス保冷缶ホルダーレビューまとめ
サーモス保冷缶ホルダーを使えば、冷たい飲み物を長い時間飲むことができます。
もちろん350ml缶用だけでなく、500ml缶用もあるので、合わせて選んでみてください。
以上、サトーが【サーモス保冷缶ホルダーレビュー】缶飲料の冷たさを長時間キープできる&結露なしで持ちやすい|JCB-352 BKについてお届けしました。