ホチキスの針を付け替えるのってけっこう手間ですよね。しかも針が、パカッて分かれてしまったり、グニャッとつぶれてしまったり、失敗することもわりとあります。
ふと…「針が要らないホチキスがあればいいのに」と思ってネット検索してみると、コクヨのハリナックスプレスという商品が目にとまりました。
なんでもハリナックスプレスは、穴があかない針なしステープラー(ホチキス)ということで、正にぼくが求めていた商品でした。
針の付け替えから開放されたい思いで購入しましたが、よくよく考えれば…針を買う必要がないので経済的でもありますね。
それではさっそく【ハリナックスプレスレビュー】穴があかない&針が要らないホチキス|SLN-MPH105Wについて書いていきますね。
ハリナックスプレスとは
紙を挟んでプレスするだけで、簡単に紙をとじられるホチキスがコクヨの「ハリナックスプレス」です。一般的なホチキスのように針を使わないので、穴もあかず見栄えもキレイです。
ただし、最大でとじられるのは5枚までです。6枚以上とじる場合にはハリナックスプレスは適しませんので気をつけてください。
コンパクトな手のひらサイズのため、卓上でも片手でも使えます。
重さは180グラムということで、カバンに入れて持ち歩くのには重たい感じがします。とはいえ、安定感はあるので卓上で使う分には、重みがあった方がとじやすいですね。
ハリナックスプレスの使い方
とじたい紙をまとめて、ハリナックスプレスの奥まで差し込みます。紙が入らなくなるまでしっかり差し込むのがキレイにとじるポイントです。
下の画像の赤丸部分がとじ位置の目安となります。
紙がズレていないか確認し、上からしっかりプレスします。これ以上、押せなくなるまで押し込んでください。
はい、これでおしまい。
5枚までの紙ならしっかりとじられます。もちろん、無理に外そうとしない限りは外れません。
また強度が欲しい場合には、下の画像のように側面を複数回とじると丈夫になります。
紙を外したい場合
とじた紙を外したいときは、まずとじた部分をハリナックスプレスの底面でこすります。
凹凸がなめらかになったら、ゆっくりと紙を外していきましょう。
丁寧にはずさないと、下の画像のようにボロボロになったり、破れたりしてしまうこともあるので気をつけてくださいね。
ハリナックスプレスの良い点
実際にハリナックスプレスを使って感じた良い点は下記の3つです。
それでは1つずつ書いていきます。
針を買う必要がなくコスパが良い
ハリナックスプレスはこれ1つで紙をとじられるため、針を買わなくて済みます。
針単体で見れば安価ではありますが、やはり積み重なれば費用もバカになりません。600円ほどで購入できますからコスパが良いと思います。
シュレッダーに直接入れられ効率的
針を使わないことで、シュレッダーに直接入れられるので、作業効率もグッと上がります。
また古紙を分別して回収している地域では、ホチキスの針を外さなければいけない場合もあります。
こうしたちょっとした手間を省けるハリナックスプレスは、まさに痒いところに手が届く商品でしょう。
ケガの心配がなく安心して使える
とじるときに、一般的なホチキスのように閉まらないので、指が挟まることがありません。ケガの心配がなく安心して使えますよ。
ハリナックスプレスの気になる点
良い点はあるものの、ちょっと気になる点も正直ありました。
具体的には下記の2点です。
まずプレスするときに、けっこうな力がいることです。片手で持ってパチンみたいなホチキスのイメージにはいきません。
机の上に置いて、上から体重をかけるような感覚でプレスすると、比較的ラクにとじられると思います。
また、これはあらかじめわかっていたことですが…ハリナックスプレスは5枚が限度なので、ちょっと多くの枚数をとじたいときに「これは使えないか~」と不便さを感じました。
10枚までとじる機会が多い場合は、10枚とじまで対応した「ハリナックス ハンディ」を購入するのが良いと思います(ただし、ハンディは穴があきますが)。
ハリナックスプレスレビューのまとめ
針を使わないことで、さまざまなメリットをもたらしてくれるわけですね。
ハリナックスプレスでとじれば厚みも出ないので、書類を重ねてもかさばりません。またスピードくじや紙の工作など色々なシーンで活躍できると思います。
以上、サトーが【ハリナックスプレスレビュー】穴があかない&針が要らないホチキス|SLN-MPH105Wについてお届けしました。