『火群のごとく』から始まる、あさのあつこ作の青春時代小説「小舞藩」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『火群のごとく』『飛雲のごとく』『舞風のごとく』です。詳しくは記事をご覧ください。
あさのあつこさんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「小舞藩」シリーズ最新刊情報
小舞藩シリーズの最新刊は、2023年6月7日発売の『舞風のごとく』です。詳しくは以下をご覧ください。
舞風のごとく (文春文庫 あ 43-23)―2023年6月7日発売
長編小説
少年剣士たちの友情と成長を描く青春時代小説シリーズ。小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥る。筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を超えた友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。『火群のごとく』『飛雲のごとく』に続く第三弾にして、感動の完結篇!文庫解説・細谷正充
「小舞藩」シリーズを読む順番
小舞藩シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
火群のごとく (文春文庫)―2013年7月10日発売
長編小説
山河豊かな小舞藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み…。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。
飛雲のごとく (文春文庫 あ 43-22)―2022年6月7日発売
長編小説
第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、また理不尽な兄の死の真相も、いまだ摑めずにいた。そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。
舞風のごとく (文春文庫 あ 43-23)―2023年6月7日発売
長編小説
少年剣士たちの友情と成長を描く青春時代小説シリーズ。小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥る。筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を超えた友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。『火群のごとく』『飛雲のごとく』に続く第三弾にして、感動の完結篇!文庫解説・細谷正充