荻原規子のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「勾玉」「西の善き魔女」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

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荻原規子のシリーズ作品一覧

勾玉シリーズ(5作)

  1. 『空色勾玉』
  2. 『白鳥異伝 上』
  3. 『白鳥異伝 下』
  4. 『薄紅天女 上』
  5. 『薄紅天女 下』

西の善き魔女シリーズ(8作)

  1. 『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』
  2. 『西の善き魔女2 秘密の花園』
  3. 『西の善き魔女3 薔薇の名前』
  4. 『西の善き魔女4 世界のかなたの森』
  5. 『西の善き魔女5 闇の左手』
  6. 『西の善き魔女6 金の糸紡げば』
  7. 『西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥』
  8. 『西の善き魔女8 真昼の星迷走』

RDG レッドデータガールシリーズ(7作)

  1. 『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』
  2. 『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』
  3. 『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた』
  4. 『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』
  5. 『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』
  6. 『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』
  7. 『RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴』

源氏物語シリーズ(7作)

  1. 『源氏物語 紫の結び 1』
  2. 『源氏物語 紫の結び 2』
  3. 『源氏物語 紫の結び 3』
  4. 『源氏物語 宇治の結び 上』
  5. 『源氏物語 宇治の結び 下』
  6. 『源氏物語 つる花の結び 上』
  7. 『源氏物語 つる花の結び 下』

エチュード春一番シリーズ(3作)

  1. 『エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード』
  2. 『エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ』
  3. 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』

荻原規子のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

これは王国のかぎ

これは王国のかぎ

これは王国のかぎ <角川文庫>

発売日:2016年3月25日

長編

失恋の痛手を抱えた十五歳の上田ひろみは、「今の自分ではないものになりたい」と願った途端、見知らぬ砂漠の世界で魔神族ジンの姿になっていた。少年ハールーンに助けられ、ジャニと名付けられたひろみは、彼とともに都を目指す。だがハールーンの正体は、王位継承争いから逃れてきた王子。行く手には追っ手が迫り、王国の命運を左右する「かぎ」と、行方知れずの兄王子をめぐる謎が待ち受けていた。『アラビアン・ナイト』の物語世界を舞台に、変身した少女が自分の力と心を見つめ直す冒険ファンタジー。異国の都、空飛ぶじゅうたん、魔法と陰謀を軽やかに織り込み、恋と成長を描く。短編「王子の打ち明け話」も収録。

樹上のゆりかご

樹上のゆりかご

樹上のゆりかご <角川文庫>

発売日:2016年4月23日

長編

かつて男子校だった伝統が残る都立辰川高校。二年生の上田ひろみは、合唱祭で指揮者の代役を務めたことをきっかけに、美しく人目を引く同級生・有理と親しくなる。文化祭、体育祭へ向けて学校全体が熱を帯びる一方、生徒会には脅迫状が届き、周囲では偶然とは思えない事故が続く。名前も顔もはっきりしない何者かの悪意が、校舎の奥から少しずつ姿を現していく。生徒を守り育てる「ゆりかご」であるはずの学校は、本当に安全な場所なのか。揺れる友情と恋、集団の空気に潜む危うさを、ひろみの視点から繊細に描く青春学園サスペンス。書き下ろし短編「週一の時間」も収録し、日常の底の不安を静かにすくい上げる。

風神秘抄 上

風神秘抄 上

風神秘抄 上 <徳間文庫>

発売日:2025年2月7日

長編

『空色勾玉』の世界に連なる物語・上巻。平安末期、源氏方の十六歳の武者・草十郎は、野山でひとり笛を吹くことを好む孤独な若者だった。敬愛した源義平の死に絶望する彼の前に現れたのは、義平の魂を鎮めるために舞う少女・糸世。草十郎が笛を奏で、糸世が舞うと、その場には風を呼び、人の心を揺さぶる不思議な〈力〉が生まれる。戦に敗れた者たちが散り、武士と宮廷の思惑が交錯する時代に、二人の芸能は思いがけない人々の目を引いていく。笛と舞によって結ばれた若者たちは、権力に利用されず自分たちの生を選べるのか。歴史の転換期を背景に、芸能の力と波乱の恋を描く、音楽が情景を彩る和風ファンタジー。

風神秘抄 下

風神秘抄 下

風神秘抄 下 <徳間文庫>

発売日:2025年2月7日

長編

『空色勾玉』の世界に連なる物語・下巻。天性の舞姫・糸世と笛の名手・草十郎が共に生み出す〈力〉を知った上皇は、自分のために舞い、笛を奏でるよう二人に命じる。権力の前で自由を奪われた舞台のさなか、糸世は神隠しに遭ったかのように姿を消してしまう。残された草十郎は、鳥たちの声とわずかな手がかりを頼りに、彼女を追って都の外へ。旅はしだいに人の世の境を越え、目に見えないものが息づく領域へ踏み込んでいく。愛する人を取り戻すため、草十郎は笛に宿る力と自らの覚悟を試される。平安末期の史実と伝承を重ね、恋する二人の選択と、芸能が魂を結ぶ瞬間を壮麗に描く完結編。深い余韻を残す。

ファンタジーのDNA

ファンタジーのDNA

ファンタジーのDNA <単行本>

発売日:2006年11月1日

『空色勾玉』から独自の和製ファンタジーを切り開いた荻原規子が、自身の物語を育んだ本や映像作品をたどる評論・エッセイ集。『ナルニア国物語』や『指輪物語』をはじめ、宮崎駿のアニメーション、コードウェイナー・スミスのSFなど、多彩な作品の魅力を一人の熱心な読者として語る。幼い頃の読書体験がどのように想像力の土台となり、古典や神話への関心と結びつき、自作の世界へ流れ込んでいったのか。作品を読み解く鋭い視点と、好きな物語への率直な喜びから、ファンタジーを読む楽しさ、書く面白さが伝わってくる。著者の創作の源を知りたい人にも、新しい本との出会いを求める人にも格好の案内書。

グリフィンとお茶を ファンタジーに見る動物たち

グリフィンとお茶を ファンタジーに見る動物たち

グリフィンとお茶を ファンタジーに見る動物たち <単行本>

発売日:2012年2月17日

物語のなかで出会った動物たちは、なぜいつまでも心に残るのだろう。荻原規子が、幼い頃から親しんできた児童文学やファンタジーを振り返り、人と動物、現実と想像世界を結ぶ存在について語るエッセイ集。犬や猫、馬といった身近な動物から、狼、熊、そしてグリフィンのような幻獣まで、多彩な作品に描かれた生きものの姿を読み解く。動物は主人公の友であるだけでなく、言葉の通じない他者や、野生、変身への憧れを映す鏡でもある。愛読書への温かな思いと、物語作家ならではの鋭い視点が、新旧の名作へ読者を誘う。ファンタジーが心にもたらすものを、動物たちとの出会いから考える、名作を読み返したくなる読書案内。

あまねく神竜住まう国

あまねく神竜住まう国

あまねく神竜住まう国 <徳間文庫>

発売日:2025年3月11日

長編

平治の乱に敗れ、伊豆へただ一人流された源頼朝は、まだ十代の少年だった。土地の豪族から疎まれ、命を狙われる日々のなかで、生きる希望を失いかけている。そんな頼朝のもとへ、意外な客が訪れる。かつて不思議な方法で彼の命をつないだ笛の名手・草十郎と、その妻である舞姫・糸世。二人もまた、人の力では測れない導きによって伊豆へ引き寄せられていた。地の底には、この土地を守る神竜が眠り、人々の思惑と古い力が絡み合う。流人の少年は、異郷を自分の生きる場所に変えられるのか。『風神秘抄』の人物たちと若き頼朝を結び、史実の隙間に土地神の伝承を織り込む。土地の記憶が鮮やかに立ち上がる歴史ファンタジー。

もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで <角川文庫>

発売日:2020年7月16日

物語作家・荻原規子は、どんな本に心を動かされ、どのように自分だけの物語世界を築いたのか。『赤毛のアン』と『枕草子』の意外な響き合い、『十二国記』や佐藤さとるのコロボックル物語、『ナルニア国物語』など、長く愛してきた作品を読み直しながら、想像力が羽ばたく瞬間を語るエッセイ・読書案内。デビュー作『空色勾玉』を生み出した経験や、古典を現代の物語として読む面白さ、ファンタジーを書くことへの思いも率直につづられる。名作の魅力を新しい角度から知りたい読者にも、創作の舞台裏に触れたい読者にもおすすめ。読むことが、現実とは別の空を飛ぶ力になると教え、創作への勇気もくれる一冊。